函館市民生事業協会

園日記

2024/02/05

令和6年2月5日(月)鬼が来た~!&きくぐみ保育参観

旧暦では立春は一年の始まり。日も少しづつ長くなり春が近づいている気配がしますね。今年は雪が少なくて全然雪遊びが出来ません。このまま春が来るのでしょうか?雪遊びしたくて子どもたちはうずうずしています。雨乞いならぬ雪乞いをしてあげたい気持ちになります。雪…降りますように。

さて先週の様子をお伝えしますね。

2日(金)まめまき

「きょうは鬼をやっつけるんだ!」と張りきる子や「きょう、鬼くる?」と朝から少しソワソワ。子どもたちにとって今日はあまり楽しみではなかったかな?ホールに集まって大豆を炒る意味や節分の由来についてお話を聞いていてもどこか不安気…なぜだか、お友達同士身を寄せて節分の由来を聞いたり歌を歌っていました(笑)

「おにはそと!ふくはうち~!」と練習中…

やっぱり鬼が来ちゃいました。

怖いけど頑張って”泣き虫鬼”や”怒りんぼ鬼”、”風邪ひき鬼”等々たくさんの鬼を退治!

そして鬼も心優しくなり一緒に遊ぼうと、お部屋で待っていました。赤鬼さんは本が好きなのかな?

え?まだいる!?と驚く子どもたち。

仲良くなろうとお菓子を渡す赤鬼。やっと握手が出来るまでの距離まで近づきました。

緑鬼はおでん屋さんに。※最近きく、ちゅうりっぷぐみは絵本「オニのセールスマン」の世界が広がっていておでん屋さんがあるんです。

おでんをたくさんごちそうになっていました。

仲良くなって一緒に「ハイ、チーズ!」

もちろんつぼみ、さくらぐみにも赤鬼がきましたよ。

初めまして👹

何が来たかと見つめるつぼみさん。

さくらさんは隣の部屋から気配を感じて分かっていたみたい。今か今かとドキドキで待っていたようでした。

怖いけど「鬼は外~!福は内!」と豆をまく子もいました。(あまり驚かさないように入口だけで帰って行きました。)

今年も無事に厄払いができました。良い年になりますように…

きくぐみさんのエピソード

節分に向けてカプラで鬼を作った日の事。その姿が子どもたちだけで試行錯誤して役割分担もしていて、とっても感心したんです。

まずはお正月の”お供え餅”の片付けから…。崩れないように丁寧に片づけています。

片付けながら「何色の鬼にする?」「赤と青?」と自然に会話が弾んで決まっていきます。始めは鬼のパンツつくり。

途中で「え?でも体どうする?」とOくん。「カプラじゃないもので作ったらいいんじゃない?」や「顔だけでもいいんじゃない?」と顔だけを作ることになりました。

顔作り。「○○ちゃんは~して」「わかった」と役割分担。(それぞれ得意なことを受け持っていると感じました)ここにいないお友達はお部屋でLaQやレゴブロックを使って”枡”や”こん棒”作り。

円形で積みあがったんだけど口や目、角の出来栄えがいまいちだったみたい。また話し合いが始まります。「この口をもっと笑ったようにしたいんだよ」「目が小さいな~」「どうしたらいいんだろ?」

「しかくはどう?」と担任のアドバイス。「それがいいね!」と普段の経験から四角の方が安定するとピンと来たんですね。一気に表情が明るくなっていました。

そして、これが完成です。

みんなで話し合って解決しようとする力、役割分担。一人一人の成長が見られた瞬間でした。

3日(土)きくぐみ保育参観

先月からインフルエンザが流行して体調を崩してお休みが多くてとても心配しましたが、何とか予定通り開催。

手話で「切手のないおくりもの」練習回数も少なかっただろうに一生懸命お家の方に披露していました。健気な姿や歌詞の内容も重なってうるっときました。

リズム遊び

やはり毎日の積み重ねは大事ですね。どの体勢もとってもきれいにできています。

跳び箱や大繩。お家の方に見ていただいていることが大きな後押しになって普段より増してうまく跳ぶことが出来ているように見えました。

最後は親子でふれあい体操。

とにかく、みなさんの嬉しそう楽しそうが伝わってきてほっこりする時間でした。

就学まであと2か月を切りました。卒園まで一日一日を大切にたくさん遊んでほしいと思います。

お忙しい中、参加して頂いてありがとうございました。